すっかり春めいてぽかぽかの水曜日。
久しぶりに5名様がご参加、賑やかなレッスンになりました。
今回のモチーフは前回に引き続き、主役と背景の描き分けがテーマ。
それぞれ「さくら」と「ムラサキハナナ」にチャレンジしました。

あっという間に忙しく動き回ることになり、写真を撮るヒマもなく


足したり引いたり、工夫しながらチャレンジ。
相変わらず筆が早いので短時間集中型。

背景のボケが原っぱをイメージさせる。
ムラサキハナナを描いた3名様は「難しい」を連発。
「最近モチーフが難しくなってるからなぁ」なんて声も。
そう、確かにそうなんです。
特に2年以上描いている方にはステップアップしていただきたくて。
積極的に、今まで描いたことがない「人工物」や「背景」や「風景画風」などにチャレンジしてもらっているんです。
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巧く描けなくて落ち込むことがあったとしても、その経験を積み重ねるうちに、色んなモチーフが描けるようになり=確実にスキルアップできることは、実証済みなので。
少なくとも1年前のみなさんには描けなかったモチーフです。

背景のボケが日の当たる原っぱのように、上のピンクの花びらが舞っているように見える。

筆でデッサンし、後追いでボールペンを入れた。
ふんわりと優しい色味が花びらのやわらかさを表現している。
青空と白い雲をイメージさせる背景がキレイ♪
※画像が暗くて申し訳なし💦

お花もつぼみも枝も力強くよく描けていて、生命力を感じる。
ピンク→ブルー→緑と3色を重ねた花びらの影がとてもキレイ。
ご本人も何度も「キレーイ

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「きっとなんとかなる」
ドツボにハマっても自分を信じ諦めずに描き続けることで、良い結果に結びつくことも。
これは私自身が今でも実感することなんです。
とにかく描き続けること。自分を褒め、鼓舞することでどんどん「良い絵」(巧い絵ではなく)が描けるようになります。
とにかく自分を信じ、楽しむことが大切。

下:アドバイスタイムも人数多いと盛り上がる♪
他の人と比べて自分の作品を過小評価するのではなく、気に入ってるところを探して褒めて。
試しにあとでもう一度自分の作品だけを離れて見てみると
「思ったよりよく描けてる」ことに気づくはず。

背景の幹もボケで見せている。

葉っぱに落ちた強い影のおかげで
強い日の光を感じる。
「私なんて」「ダメダメだ」「ヘタだなあ」「○○は苦手」こんなマイナスワードを口にしていると、作品にその気持ちが表れてしまいます。
「ココはあんまりだけど、ココはイケてるかも」
「意外とうまいかも」
こんな感じで自分の作品を褒めること。
自分で褒めるのが難しかったら、家族や友達に見せましょう。
「ほんとにあなたが描いたの?!」
とお世辞ではなく、本音で褒めてくれるはず。

また1年後のみなさんの進化が楽しみな私です