スケッチレッスン for 木工家

ステキなご縁がありまして。
青梅の木工家さんたち向けスケッチ教室のオーダーを承りました。

オーダーメイド専門の家具のイメージをお客様や関連業者に、より明確に魅力的に伝えるために。
スケッチスキルの向上を目指したいというものでした。

最初お話をいただいた時は、「(売れてない絵描きの)私ごときがプロフェッショナルな木工家さんに絵を教えるなんて。
恐れ多くて絶対ムリ!」と尻込みするばかりでしたが。

とにかく一度打ち合わせを、とBUTLERさんの工房へ。。。

BUTLERさんといえば、やっと青梅在住13年目で、まだ知らないことだらけの私でも、かなり前から存じ上げてる著名な家具職人さんなわけで💦

お会いしてみればウワサ通りBUTLERさんは気さくなイケメン(笑)。
木工家さんたちをとりまとめている安達さんのおかげもあって、すぐ緊張や気後れは払拭されましたが。

改めてお話を伺って、なんとなくレッスンの方向性が見えてきたので、とりあえず数回やらせてもらおう、と思い直しました。
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そして8/9(金)、初レッスン。
着彩まで行くにはかなり時間がかかるので。まずは鉛筆デッサンで魅力的に魅せられるワザを習得することを目標に。
用意した教材を元に、魅力的なアングル&パース表現、鉛筆の使い方、立体感の出し方などなど・・・
ルールに従って描き続ければ(数をこなすことが必須)想像でも表現できるようになると説明。

実習へ。それぞれ鉛筆の芯をナイフで削ってもらい、椅子の足っぽいものをスケッチブックに描いてもらう。
BUTLERさんのイスのスケッチと画像を元に、鉛筆デッサンのノウハウを教材に。
鉛筆や指を使いながら光がどちらから当たってるか意識しながら影をつけてもらい、ハイライト・照り返し・影のぼかしなどに練り消しゴムを使ってみる練習も。みなさん結構夢中~黙々描き続ける(笑)


みなさんスタート地点のレベルが高めなので、そんなに苦労はないはず。

「おぉー」
「へー」
「ほぉ」

でも説明するたびに漏れ聞こえてくる声がうれしかったりして♪

「これ楽しいですね」
私自身のモチベーションにつながるお言葉も◎

なるべく手を動かしながら眠くならないトークで。
みなさんの本気に参画させていただける光栄をやりがいに換えて、私も楽しくがんばります✨
さすが、クリエイター。みなさんそこそこ描けてる♪


2時間あっという間。

レッスン前は「今後の制作活動に活きるから絵を習いたい」ってくらいの軽いキモチなのかと思っていて。

習う時間もなかなか捻出できないだろうから、とりあえず数回のレッスンで鉛筆デッサンを習得する方向で提案したのですが。
頭の中のイメージを着彩画という形で表現できるようになりたいと。

オーダーメイドだけに。
「現物を製作せずに絵で家具を売る(イメージを伝える)木工家に」という本気の姿勢が見えてビックリ!

そういうことならコチラも長期戦覚悟。限りある時間内で、確実に身につけてもらうべくサポートしていく方向に転換です。

幸せなことに、みなさんとても楽しめたようなので✨
次のレッスン日を決め、なるべく時間見つけてスケッチの練習をするよう宿題を出して。

こうして月イチペースの本気レッスンがスタートしたのでした😊

みなさんの本気に参画させていただける光栄をやりがいに換えて、私も楽しくがんばります✨

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