今年初の木工家さん向けレッスン。
今回より私からの教材提供はなし。
それぞれ描いてきてもらったスケッチを教材として、各自にアドバイスする方式。
手直し→トレース→着彩まで。
みなさんに用意してもらった水彩色鉛筆だけだと色数が足りないので、私のも併用しながら。
○さまざまな色を重ねることで深みのある色味を作る。
○光源の位置とセットで影の強弱を意識する。
○手前と奥行きの描き分け(遠近感)。
いずれも私のレッスンでは欠かせない着彩ポイントだ。


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既製のものを見ながらでも難しいのに、自分の想像だけで描くなんてできるのか?
「一人で描ける気がしない」なんて言ってる人も(笑)
でもやはりなにごとも上達するには「練習」が一番。
今現在はわからないことだらけで気後れするし、勇気を出さないと描けないはず。
でも思い描いたイメージをさっとスケッチすることが習慣になってくれば、格段に巧くなる。
描けば描くほど「わかってくる」
かくいう私自身も絵描きになって約15年。
未だに進化中で(誰にも習っていないのに)年々表現力が向上してる。
だから私としては、みなさんにとにかく楽しくたくさん描いてもらえるよう、引き出しを全部オープンにして、サポートあるのみなのだ✨
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今回みなさんの反応が一番大きかったのは「床に落ちた影」。
自分で設定した光の方向を考えて逆側に家具の影を描く。
水彩色鉛筆で描いた線を水でぼかし、手前の足元部分の影だけ何種類か色を混ぜて強調する。
遠くになるほど薄く描く。



着実に身に付くよう、仕事に活かせるレベルまで。一緒に頑張りましょう~
と、床の影のおかげで家具の存在感や重み、空気の通り道まで感じられるようになる。
グレーに見える影の色味は数種の色の重なりで印象的に。
せっかく下の色が透ける「透明水彩絵具」なので、紙面上での混色がおススメ♪
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白っぽい素材の影や黒っぽいものの影は重ねる色味が全然違う。
木の質感の違いはタッチを変えることで表現できる。
次回はその辺をお伝えしていこうかな♪