2025/2/20 5thスケッチレッスンfor木工家

今回はお2人のご参加。
それぞれ描いてきてもらったスケッチを元に、修正およびトレースにとりかかる。

ニレさんは3人掛けのベンチの鉛筆スケッチを、かなりイイ感じに仕上げてきたので、修正なし。
トレースの上、着彩に取り掛かかってもらう。

モーグズさんのスイングチェアは描いてきたスケッチより、やや視点を下げて、特徴である足の付け根を表現した方が良いとのことで、再スケッチ。

人間、ものを上から見ることが格段に多く描きやすい。
下からのアングルはちょっと理屈が必要で、想像で描くことになるので難しい。

でもなかなか良い感じに修正できた♪
更にもう少し視点を下げても良いかもしれない。

ニレさんのベンチも足元に特徴があるので、もう少しアングルを下げた方が良いと思われる。

〇やや下からのアングルでの表現
〇パースと実寸のイメージ合わせ

これがみなさんの次の課題かな。

着彩はその先のステップ。
もう少しデッサンの練習した方が良いかもしれない。

今現在は現存する家具だから、なんとか描けるが、これを想像で描くとなると「想像力×デッサン力」が必須。

デッサンさえしっかり描ければ、鉛筆スケッチでも十分伝える力がある。
一緒に木材サンプルでも見せれば、素人でも完成品をイメージできるはず。
(・・・て、プロの私でも難しいけど)

でもあくまで最終目標は着彩スケッチのカタログ作り。
どんどん描くしか道はない(笑)

みなさんがんばれ~♪

レッスン前に私からささやかなプレゼント。
私が使って短くなったor私が使わない水彩色鉛筆。
こんなんでも茶系に重ねての深みある色味づくりには役立つので♪
左:ニレさんの鉛筆スケッチが上に映っているが、これがなかなかのクオリティ。
モノクロでもこのデッサンなら他人にイメージを伝えられる。右:松永さんのスイングベンチは少し下からのアングルで修正。実は各所にアールがついててすごーく難しい💦
3~4色色を重ねたら、さらに強弱をつけていく。手前にぐいっと強い線を定規でいれたり光と影の差をハッキリ描く。向こう側は薄く描くことで遠近感が生まれる。影の強弱は想像だけど、理屈で差をつけていくとそれなりに◎

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