最新情報

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12/4(水)WAKUWAKUスケッチ

11月は私の都合でお休みをいただき、2ヵ月ぶりとなったレッスン。1年の集大成ともいうべきパースの練習とガラスという魅力的な人工物へのチャレンジです。 蓋つきのガラス瓶とクリスマスカラーのオキナワスズメウリという可愛い瓜。 […]

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10/20(日)WAKUWAKUスケッチ

今回のレッスンはお2人。やまさんのモチーフは郷愁をそそる土に還る前のたまねぎたち。ひろみさんはパンのスライス、バターナイフ、クリームチーズの朝食。前回のレッスンでレミさんとのりさんもチャレンジしたモチーフです。

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10/2(水)WAKUWAKUスケッチ

半袖が心地いいくらいの陽気になった水曜日。 久しぶりに(やまさんは過去に制作済み)過去のモチーフを掘り出して、レミさんとのりさんの課題に。 そう言えば、モチーフの写真をほぼ毎回新規に用意しているので、スゴイ量になって来て […]

Message

I’ll be myself-私らしく


長年勤めた会社を辞め、水彩画家を目指してスタートした頃。
初めて手にする水彩色鉛筆をどう扱って良いのかわからない、
でも描きたがってる自分の手・・・そんな見切り発車でしたが
試行錯誤しながら描き続けていると、少しずつ特性がわかってきて
水彩色鉛筆の描き心地や発色に夢中になりました。

強い個性も、アピール力も、夢に向かって突き進む
アグレッシブさもない、ゆるゆる自己満足型の私。
それでもここまで画業を継続できているのは多くの応援があってこそ。
深く感謝するとともに誇りにも思っています。

画業10周年を迎えた2019年、黙々緻密に描くことが好きな反面
どこかで大らかに大胆に描いてみたいという気持ちも生まれてきて。
私はおもむろにボールペンを手に取りチラシの裏に落書きを始めました。
そして突然、ボールペンの面白さに目覚めたのです。
水彩色鉛筆画もスケッチも、描けば描くほど変化して行く画風がオモシロイ!
自分がまだまだ発展途上なことに気付きます。

2021年、念願だった10周年の個展も2年遅れで開催することができ、
私は今後の10年を歩き始めたところです。
ときめくモチーフに出逢い、自分が描きたいと思うタイミングで。
私は描くことが大好きです。それを伝えることも大好きです。
そして大好きなことをLife Workにできるしあわせに感謝しながら
きっとこれからも「私らしく」あろうと思うのでしょう。

kako*wakabayashi

Profile

プロフィール

◆kako(katsuko wakabayashi)◆

武蔵野美術短期大学商業デザイン専攻卒業/日本デザイナー学院編入・卒業
グラフィックデザイナー、一般企業における広報業務を経て
2009年、水彩画家を志す。

水彩色鉛筆と固形絵具を併用した緻密な水彩画・ボールペンと水彩絵具を併用
したスケッチ画を専門とする水彩画家。
植物や野菜などを中心に、自身が癒され、ときめくモチーフを描く。
制作意欲の向上のために自然豊かな東京郊外・青梅市に移住すること10数年。
現在は地元での水彩画教室や個展(年1、2回)を主軸にマイペースで活動中。

History

歴史

2009-2011

純粋に描くことを楽しんでいた

2009年 自由を得た私は、描きたいものを片っ端から描き始めました。初めて触れる水彩色鉛筆の描き心地はわからないなりに面白く、すぐに夢中になりました。 水を使うことがなんとなく怖くて迷いも多かった時期ですが、今思えば一番純粋に描くことを楽しんでいた時期かもしれません。

2012-2013

『こども』に夢中になる

約2年間、なぜか意欲が減退してしまった時期を越えると、 2012年には 「描きたい!」という気持ちが蘇ってきて、自分のことながらほっとしたものです。さらに人物画に初めてチャレンジすることになったのは翌2013年 「子供限定」ではありますが、「ひと」に夢中になった貴重な時期でした。

2014

作って・描いて・食べるが実現

2014年、 私は長年の念願だった市民農園に当選し、自分の手で野菜を作る喜びを知りました。 「作って、描いて、食べる」という夢が実現、その幸せは約2年半続くこととなりました。この時期に描いた不恰好な野菜たちは、私の愛情を一身に受け、今でもその輝きが色褪せていないように感じるのです。

2015-2016

滑らかなタッチへと変化

水彩色鉛筆と共にパレットの固形絵具も併用するようになると、タッチが大きく変わってきました。 鉛筆の線が残るタッチから滑らかな表現へ。更に植物系の柔らかなモチーフから、貝がらなどの固いもの、 ガラスなどの人工物、 あるいは映りこみなど、光と影を意識した立体感と質感に惹かれるように。

2017

光+影・透明感+映り込みに夢中

2017年に入ると、さらにガラスや水の透明感や映り込み、暖かな光がつくる影の美しさを描きたいと思うようになりま した。比較的大きな作品や初の風景画、新しい技法を試みた年。 「個展開催 10回記念」 として様々なジャンルの癒しのプロにご協力いただき、特別企画での個展を開催しました。

2018

インテリアな額装にチャレンジ

地元にこだわっていた個展会場を都心に変えて心機一転、 春・秋2回開催した2018年。 とても作品がキレイに観え、心癒される空間に身を置く幸せに浸りました。 作品の傾向としてはインテリアとして飾ることを意識、少し変わった額装 にチャレンジしてみました。

2019-2020

画業10周年記念個展を目標に

緩々マイペースに続けてきた画業もあっという間に10年が 経過。節目として記念個展を開きたいと2年前から目標に掲げてきました。プライベートで色々ありすぎて疲弊するも、その気持ちだけは強くて。

2021

ボールペンの魅力にハマる

開放されたいという心の現われなのか、突然ボールペン画が描きたくなりました。
家庭の事情やコロナ禍の影響で延期を余儀なくされた画業10周年の個展を2年遅れで開催。記念作品集も完成しやっと一区切り。さらにスケッチ熱が加速し、その面白さを伝えたい、とスケッチ教室「WAKUWAKUスケッチ」スタート。

kako-style*

kako的こだわり+想い

kako-styleは私が「kako的」「kako風」「私らしい」というニュアンスで使っている造語です。
コンセプトでもありこだわりでもある kako-style を知っていただくことで、より作品の魅力が伝われば幸いです。

kako-style*Natural

第1回目の個展からメインテーマに掲げている「kako-style*Natural」に関しては、絵描きとして「私らしく・ナチュラルな世界観」を表現していこうという想いを込めています。

絵描き

絵を描くことを生業とする人の呼称として「画家」 「イラストレーター」「芸術家」「アーティスト」などがありますが、私は「絵描き」と名乗っています。語感からほどよく楽観的でゆるく生きてる感がしてイイなと。将来の夢であるグッズデザインも手がけることになれば、呼称も変わると思いますが、ゆるすぎて今生で実現するのでしょうか。

ときめくモチーフ

作品のモデルは私が心ときめく、あるいは癒されるモチーフであることが必須です。当初は植物や野菜といった生きた静物画に夢中になりましたが、徐々にときめく対象が変化。 こども、ガラス、水、光と影、映りこみ・・・人工物でもときめくものが多いことがわかり、楽しみが拡がりました。 何故か風景画だけは意欲が長続きしませんでしたが。きっと今後も描かない。

Gallery

作品集

Exhibition

個展