6/5(水)WAKUWAKUスケッチ

そよ風が心地イイ水曜日。
3名の皆さまは2手に分かれて制作。

女性軍の川原の石はグレーっぽい世界の中に色味を見つけること、
ペンの太さを使い分けることで石の立体感と質感が可能になること、
影のグラデーションをしつこく追いかけることで立体感が増すことなどを
学んでいただきました。

先頭を走るやまさんは、ものすごく難しい人工物=ガラスにチャレンジ。
今が旬のハーブ、リンデンの爽やかなティータイムをイメージ。
どのくらい正確にデッサンできるかがキモになるので、安全を期して
ボールペンではなく筆でデッサンしてもらうことに。

とにかくいつも早筆の三人。
いつにも増して女性陣が早くて30分も前に終わってしまいビックリ!
後片付けも済ませた2人のおしゃべりが聞こえる中
やまさんにマンツーマンレッスン。
やまさんもなんとか時間内にフィニッシュ!

お疲れさまでした!

女性陣は「石なんて愛情わかないしー」「難しすぎるー」とブックさ(笑)。やまさんは冷や汗かきながらも?黙々集中。
ボールペンの強弱を立体感の表現に活かす。
あんなにボールペンデッサンがキライだったノリさんも、今では中太ボールペン1本での描き分けが自在。ペン画として成り立つレベル。
筆のデッサンからのボールペンデッサン。狂っちゃったらまた筆で直しながら加筆。ガラスの特徴をたくさん教えられてアタマぐるぐるやまさん。
なんとキレイな色味。カタチの捉え方もうまいし、質感もペンと「ラップトントン」のテクが活きてる。線が自由で魅力的なのでこのモチーフにピッタリ。
紙面左側に川の流れが見えるような。周囲のボケが活きている爽やかな作品に。ラップトントンが少し控え目だけど、石の石の間の影の追いかけは慣れた感あり。
みんなの石を並べてみる。
やっぱりみんな違ってみんなイイ♪
ブツブツ言ってたお嬢さんたちも最終的には「こんな風に描けるとは思わなかった!」「すごく楽しかった!!」と大満足。
本格的なガラスは初チャレンジ。視点の違いによる見え方を学ぶ。ポットやカップのプロポーションの狂いは、モノを俯瞰気味に見る癖によるもの。相当直したけど、透明感はかなりの出来映え。カップとソーサーの底がズレてるのが惜しい💦
休憩時間は互いの途中経過をチェックして褒めあう(笑)。
早筆のヒトは余裕ある分深追いできるので、思った以上の仕上がりになること必至。センセイはラクチン♪
ちなみにコチラは私のサンプル。制作手順-その1
制作手順-その2
完成図。約2時間。
意外や背景右側のリンデンの表現がお気に入り。
マスキングインク大好き♪

前の記事

5/12(日)WAKUWAKUスケッチ

次の記事

6/16(日)WAKUWAKUスケッチ