7/16(日)WAKUWAKUスケッチ

本日のモデルさんはガラスの花瓶に生けたひまわりの花束(の写真)。

偶然にもひろみさんは数日前に「ひまわり描きたいなー」と思っていたんだとか。

「たんぽぽ」に次いで2回目の以心伝心!やっぱり「ソウルメイトだからだね!」(誕生日占い)と2人で笑っちゃいました。

本日のモデルさんはいつもお世話になってる「はらぺこ農園」さんの可愛いひまわり♪これを紙面いっぱいに(はみ出しもOK)拡大して描くのがミッション。
1輪でも花びらいっぱいのひまわりのブーケ。いきなりのボールペンデッサンはムズいので、まずは筆でデッサン。
この段階でも線の強弱をつけておくと、立体感の意識ができる。
だいたい筆でのデッサンができたら、ボールペンで後追いデッサン。手前の主役はより丁寧に線の強弱をつける。描き込み(囲み)過ぎないよう、効果的にカッコよくペン入れ!

生徒さんたちは、ひまわりもガラスも初チャレンジ。

今年は少しずつ人工物も経験してもらっているけど、ガラスは初。

でもモデルはボケてるのでカッチリ描く必要はなく。

初の課題。「ガラスと水」の表現。
でもボケてるのが救い。カッチリ正確に描かなくても表現できることを体験してもらった。
「ガラスの厚み」「光の屈折」「色味の見え方」など規則を意識すれば、線だけでも十分に「それらしく」見せることができる、という図解。
この日の青梅の外気温は39℃。殺人的猛暑。お2人とも汗が引いてからスタートして、涼やかに集中~イイ感じ♪

ぼんやりゆるく描いても、コツさえつかんでしまえば、それらしく見えることを体験してもらいました。

そしてお2人とも甲乙つけがたいステキな作品が✨

やまさん。間違いも「間違いにしない」でうまく活かしながらごまかし結果オーライ。WAKUスケは「失敗」知らず(笑)。
花瓶は寸詰まりになってしまったが、お花との距離感を感じられる構図。奥行き感もイイ。
お疲れだと余計な力が抜けていい絵が描けるということが、ジンクスになりそうなひろみさん。
花びら1枚ずつ丁寧に追いかけて。陽の光を受けて美しく元気いっぱいのひまわりが描けた。
ご本人も大満足の仕上がり。
やまさんは少し枯れかけも混じるひまわりを斜め俯瞰から見てるイメージ。ひろみさんはまだピチピチ新鮮なひまわりをほぼ横から見ている構図。
同じモデルさんでもこんなに違う構図、タッチ、色味。
これぞ「個性」。教える方もたのし、うれし✨

前の記事

【7/5(水)WAKUWAKUスケッチ】

次の記事

【8/2(水)WAKUWAKUスケッチ】